ゾゲハラ
概要
対話の最中に相手の語尾や特定の単語だけを微妙なニュアンスで拾い上げ、会話の文脈とは無関係な方向に軌道修正を図る振る舞いを指す。論理的な議論とは異なり、相手が発した言葉の断片をフックにして自分の話題へとすり替えていくのが特徴である。
よくある場面
- 会議中に「この方針だとリスクが」と言いかけた途端、「リスクという言葉、今の時代は慎重に選ぶべきですよね」と語彙の選び方に話が逸れる。
- 雑談で「週末は映画を見た」と伝えると、「映画といえば、最近の配給事情って本当に複雑化していますよね」とこちらの感想には触れずに業界論が始まる。
- プロジェクトの進捗報告中に「ここが少し不安です」と伝えた際、「『不安』という言葉を口にすると、どうしても全体が萎縮してしまいがちです」と精神論的な指摘が返ってくる。
気になるところ
自分の話が本来伝えたかった意図から離れ、言葉の定義や解釈の修正に終始してしまうため、対話のテンポが鈍り疲弊感だけが残ることがある。
つきあい方
議論の核心に戻すために、あえて言葉の選択を議論せず「なるほど、それはさておき進捗に戻りますが」と淡々と話を繋ぎ直すのが効果的である。
観測レベル
★★★