ウィベハラ
概要
会話の途中で相手の言った内容を少しだけ言い換えたり、微細なニュアンスを付け加えたりすることで、やり取りの主導権を自分の側へ引き寄せようとする振る舞い。相手の言葉を反射的に要約・変換し、対話を自分の納得感に合わせようとするコミュニケーションの癖を指す。
よくある場面
- 部下が報告した内容に対し、「つまり、君が言いたいのはこういうことだね」と、わざわざ別の言葉に置き換えて確認してくる。
- 雑談で「今日は少し冷えるね」と言った際に、「それはつまり、季節の変わり目特有の寒さということだよね」と補足的に返される。
- 会議の終盤、決まったことを別の表現で言い直し、あたかも自分の見解であるかのように結論付ける。
気になるところ
意図せず自分の話が少しずつ加工されるため、会話を重ねるごとに本来伝えたかった本筋と微妙なズレが生じることがあります。受け手にとっては、自身の言葉が自身のものとして扱われていないような、小さな停滞感を感じさせる点です。
つきあい方
相手が言い換えた内容をそのまま受け流し、自身の主張を少しずつ元の文脈に戻すように会話を誘導するのが自然です。あまり気にしすぎず、相手の要約癖を「そういう相槌のスタイルなのだ」と割り切ることで、精神的な距離を保つことができます。
観測レベル
★★★