516 / 19321

ヴィシュハラ

概要

相手が好意や親切心から提供する情報を、あえて聞かなかったことにして聞き返す振る舞いを指します。コミュニケーションにおいて、情報の受容をわずかに遅らせることで場の主導権を確保しようとする心理的な駆け引きです。

よくある場面

  • 会議で説明した直後に「で、結局何の話だっけ?」と改めて聞き返される。
  • メールで送った資料の内容について、電話で「あれ、どこに書いてある?」と尋ねられる。
  • 先ほど伝えたはずのスケジュールを、あたかも初めて聞くかのように問い直される。
  • 目の前にある共有事項を、わざわざ「それってどういうこと?」と確認を求められる。

気になるところ

情報を一度で受け取ってもらえないという実感が、話者側の説明コストをじわじわと高めていく点にあります。悪意のない質問であるだけに、繰り返されると微妙な噛み合わなさを感じてしまいます。

つきあい方

重要な要件は口頭だけでなく、文字情報として残しておくのが無難です。あまり深入りせず、定型的な反応を返すことで穏便にやり過ごすのが賢明でしょう。

観測レベル

★★★