ソエハラ
概要
メールの返信やお土産を渡す際、相手への配慮のつもりで余計な一言やちょっとした小物を「添えて」しまうことで、かえって相手に気まずさや返答の負担を感じさせる振る舞い。良かれと思って行う丁寧なコミュニケーションが、受け手にとっては小さな義務感や気遣いを生んでしまう状態を指す。
よくある場面
- 業務連絡のメールの末尾に、必ず「今日も寒いですね」などの近況やプライベートな一言を添え、相手に返答の気遣いをさせる。
- 出張のお土産を配る際、お菓子と一緒にご当地のちょっとしたキーホルダーやメモ帳を「これも可愛いから」と添えて手渡す。
- 借りていた本を返す際に、丁寧な手書きの付箋メモに加え、自分が気に入っている別のおすすめ小説の紹介チラシを添えて渡す。
- グループ写真を共有する際、わざわざ「写りが悪くてごめん」という自虐的な予防線を添えて、周りにフォローを求めるような空気を作る。
気になるところ
悪意や怠慢ではなく、むしろ親切心や丁寧さから行われているため、受け取った側が無下にできず、愛想よく対応するための微量なエネルギーを消費してしまう点にある。また、一度「添え」られると、自分も何かを添えて返さなければならないという無言のプレッシャーが生まれやすい。
つきあい方
何かを付け足したくなったときは、あえてシンプルに用件だけで済ませる「引き算」を意識するのが効果的である。受け取る側になった場合も、添えられた部分には深く触れず、本題に対してのみ爽やかに返事をするのがお互いにとって負担が少ない。
観測レベル
★★★