ナロハラ
概要
Web小説やライトノベルで定番とされる「異世界転生」や「特殊能力」などの設定や専門用語を、相手の関心の有無を考慮せずに会話の前提として用いる振る舞いです。共通の趣味を持たない相手に対しても、あたかも誰もが知っている一般常識であるかのように熱っぽく語ってしまう状況を指します。
よくある場面
- 「もし無人島に一つだけ持っていくなら」という雑談で、実在しない魔法やゲーム的なステータス画面を前提とした効率的な生存戦略を熱弁される。
- 仕事のプロジェクトでメンバーが外れた際、「これっていわゆる『追放系』の展開ですよね」と、現実の組織論ではなく創作物のテンプレに当てはめて解説される。
- 流行しているアニメの話をしていただけなのに、その源流となったWeb小説版の細かな設定変更やプロットの違いについて早口で長々と補足を入れられる。
気になるところ
受け手側は独自のルールや専門用語を理解していないため相槌が打ちづらく、会話に置き去りにされたような軽い気まずさを抱えがちになります。また、現実的な悩みを相談した際に創作物の都合の良い展開を引き合いに出されると、少しだけ温度差を感じてしまいます。
つきあい方
「そういう設定のジャンルがあるんだね」と、作品そのものの議論ではなく『ジャンルの特徴』として客観的に受け止める姿勢を見せるのが穏当です。深入りはせず、頃合いを見て「最近の流行りは多様だね」などと一般的なエンタメ全体の話題に緩やかに移行させると自然です。
観測レベル
★★★