マモハラ
概要
相手を傷つけまい、失敗させまいとするあまり、先回りして過剰に保護したり手助けを申し出たりする行為のこと。悪気がないからこそ断りにくく、受け手側が静かに窮屈さを感じてしまう人間関係の現象を指す。
よくある場面
- 少し雨が降りそうだからと、自力で歩ける距離なのに強引に送迎を提案され、断るのにかえってエネルギーを使う。
- 職場の簡単なタスクに対して「あなたには大変だからやっておくね」と、成長の機会を親切心で先回りして回収されてしまう。
- 旅行の計画中に「そこは歩くから疲れるよ」と、こちらの体力を過剰に気遣う名目で選択肢を狭められる。
- 飲食店でメニューを選ぶ際、「それは辛いからやめておきなよ」と、好意によるアドバイスの体裁で注文をコントロールされる。
気になるところ
行為者に悪意や敵意が一切なく、むしろ「相手を大切にしたい」という善意から出発しているため、指摘しづらく不満を溜め込みやすい点にある。
つきあい方
まずは「お気遣いありがとうございます」と相手の好意を受け止めた上で、「今回は自分でやってみたい」と自分の意思をセットで伝えるのが効果的である。
観測レベル
★★★