ヴェジョハラ
概要
相手が話を終えるのを待たず、あるいは文脈を無視して、自身の過去の類似体験を強引に重ね合わせるコミュニケーションの傾向。会話の主導権を自分の文脈へ引き寄せようとする無意識的な反応を指す。
よくある場面
- 部下が仕事の悩みを相談している最中に、自身の新人時代の武勇伝を語り始める。
- 体調不良を伝えた相手に対し、それよりも重い自身の過去の病歴を詳細に語る。
- 最近観た映画の感想を話している途中で、自分の好きな別の作品への批評にすり替えられる。
- トラブルの解決策を話し合っているはずが、いつの間にか個人の苦労話の披露会になっている。
気になるところ
自身の話題が常に誰かの過去の事例へと回収されてしまうため、純粋な対話や現状の共有が難しいと感じる場面がある。対等なやり取りが途切れてしまう点に、微かなやりづらさが生じている。
つきあい方
相手の過去話をひと通り聞き終えてから、「なるほど」と一言添え、改めて元の話題に戻すよう誘導するのが自然。相手の承認欲求を一度満たしてから軌道修正を試みると、会話が円滑に進みやすい。
観測レベル
★★★