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トリハラ

概要

会食などの場で、大皿の料理を特定の人が義務感から全員分に取り分けたり、周囲に取り分けを無言で期待したりする状況を指す言葉です。良かれと思って行う配慮が、かえって同席者に遠慮や気まずさを生んでしまう現象を緩やかに表現しています。

よくある場面

  • 居酒屋でサラダが届いた瞬間、会話を遮って全員の皿に均等に盛り付け始める
  • 「気が利く人」という評価を意識するあまり、自分が取り分け役を引き受けなければならないと焦る
  • 取り分けられた料理の量が自分の好みと合わず、残しづらい雰囲気になってしまう
  • 同席者が「取り分けさせてしまってすみません」と余計な気まずさを口にする

気になるところ

食事の場を円滑にするための気配りが義務感に変わることで、参加者が純粋に食事を楽しみにくくなるという小さな負担が生じます。また、個人の好みの量や苦手な食材を断りにくくなるという気まずさも含まれます。

つきあい方

「各自で好きな分だけ取るスタイルにしましょう」と最初に軽く声をかけたり、大皿の近くにトングを置いて各自のペースに任せる雰囲気を自然に作ることが有効です。

観測レベル

★★★