サギハラ
概要
会話の途中で相手の意見や提案を一度肯定したフリをしながら、即座に「でも」「実は」と逆の事実を提示して会話の主導権を塗り替える振る舞い。相手の言葉の価値を薄め、自分の話を有利な起点に書き換えるような心理的空白を生む。
よくある場面
- 会議で「その案は良いですね」と同意しつつ、直後に「ただ、先週のデータだと少しズレがある」と話を自分の論点にすり替える。
- 食事の提案に対し「いい店だね」と答えた後に「でも実は先週行ったばかりだから他がいい」と提案を却下する。
- 進捗の報告を受けた際、「順調そうだね」と言い放った直後に「とはいえ、懸念点はまだ残っているよね」と不安を強調し始める。
気になるところ
受け手は自分の意見が尊重されたのか否定されたのか判然とせず、会話のたびに小さな戸惑いと気まずさが蓄積してしまう。
つきあい方
あえて相手の逆説を深追いせず、「なるほど、それも重要な視点ですね」と受け流して話を短く切り上げるのが平穏である。
観測レベル
★★★