ヌツハラ
概要
「ヌツハラ(ぬつはら)」とは、明確な意思表示や相談を挟まずに、親近感や役割の分担を「ぬるっと」曖昧にしたまま相手の領域に踏み込む振る舞いを指します。はっきりとした拒絶がしにくい絶妙な温度感で、いつの間にかこちらの負担や主導権が相手に移行しているような状況を表す言葉です。
よくある場面
- まだそこまで親しくない同僚からのメッセージが、事前のやり取りなしに、いつの間にかタメ口に近いニュアンスに移行しているとき
- 共同作業の分担を決める際、明確に依頼されていないのに、流れでなんとなく自分が面倒なパートを引き受ける空気になっているとき
- 複数人でのランチの場所を決める際、「何でもいいよ」と言いつつ、こちらの提案をなんとなくスルーして自分の希望に誘導していくとき
気になるところ
相手に悪気がないことが多く、明確なルール違反でもないため、指摘するとこちらが細かすぎる人のように見えてしまうという小さな気まずさがあります。
つきあい方
「ここからは自分が引き受けますね」など、感情を交えずに境界線をそっと引き直すような、丁寧な仕切り直しを挟むのが効果的です。
観測レベル
★★★