ヌキョハラ
概要
会話の中で、重要な要点や本筋だけを唐突に抜き出し、相手の情緒的な説明を遮ってしまう振る舞いを指す。議論の効率を優先するあまり、相手の意図を汲み取るプロセスを省略するコミュニケーションの傾向である。
よくある場面
- 部下が苦労した経緯を説明している途中で、「結局、結論は何?」と遮る。
- 相談事に対して感想を述べる暇を与えず、即座に解決策を三点にまとめて提示する。
- 雑談で盛り上がっている最中に、「要するに」の一言で会話のトピックを強制的に着地させる。
- 相手が感情を交えて話している内容を、事務的な箇条書きとして要約して返す。
気になるところ
要約された側は、話を聞いてもらえたという実感が持ちにくく、会話のたびにわずかな空虚感や置いてきぼり感を覚えることがある。
つきあい方
相手が話したいときはあえて聞き役に徹し、結論を急がずに最後まで言葉を受け止める余白を持つことが大切である。
観測レベル
★★★