16356 / 19321

マヒハラ

概要

自身の特定の感覚や基準が「慣れ」によって麻痺している人が、他者に対しても同じ基準を無意識に求めてしまう振る舞いのことです。悪気はなく、本人はそれがごく普通だと思い込んでいるため、周囲が密かに合わせざるを得なくなる状況を指します。

よくある場面

  • 激辛料理に慣れている人が、苦手な相手に対して『ピリ辛だから全然大丈夫』と強く勧める場面
  • 室温設定や音量などの好みが極端に偏っている人が、周囲の『寒い』『うるさい』という声を真に受けない場面
  • ハードなスケジュールに慣れきっている同僚が、定時退社しようとする人に『もう帰るの?』と悪気なく声をかける場面
  • 普段から大声を出す環境にいる人が、静かなカフェでも同様の声量で話し続ける場面

気になるところ

本人は良かれと思っているか、あるいは無自覚であるため、指摘すると角が立ちやすい点にあります。受ける側も『自分が神経質すぎるだけかもしれない』と無理に相手に合わせてしまい、疲れが溜まりがちです。

つきあい方

相手の基準を否定せず、『私は辛いのが少し苦手なので』『寒がりなので』と自分の個人的な特性として伝え、物理的な距離や境界線をそっと維持するのが現実的です。

観測レベル

★★★