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キョヴィハラ

概要

会話の途中で相手の許可なく急激に話題の抽象度を上げたり、哲学的な問いかけへと強制的にシフトさせたりするコミュニケーションの傾向を指す。日常的な報告や相談の場で、相手が共有を求めている文脈をすり抜けて、抽象的な結論に誘導してしまう振る舞いである。

よくある場面

  • 部下が業務のミスを報告した際、その原因を振り返る前に「そもそも働くという行為の意義とは何か」という問いにすり替えられる。
  • ランチの献立を選んでいる時に、食の好みについて話していたはずが、突然「なぜ人間は特定の味を好むようになるのか」という進化論的な議論へ持っていかれる。
  • 身近な整理整頓の話をしていたところ、所有と執着に関する観念論的な説法へと発展し、肝心な掃除の手順が後回しになる。

気になるところ

本来必要な実務や目の前の対話が中断され、何となく議論が噛み合わないまま時間だけが過ぎることに、少しだけ疲れを感じてしまう。

つきあい方

「今は具体的な手順を確認したい」と一言添えてから話を戻すか、相手の抽象的な問いに対しては「なるほど」と短く受け流しつつ、再び現状の相談へ意識を誘導するのが良い。

観測レベル

★★★