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クィレハラ

概要

会話の途中で相手の意見を聞き入れず、自分の過去の経験や知識をクィ(繰り返す)し、それを根拠に意見をハラ(払拭)しようとするコミュニケーション傾向。相手の意図を汲み取る前に、自分の主張を重ねて先回りしてしまう状態を指す。

よくある場面

  • 部下が改善案を相談した際、話の途中で「それは昔やったことがあるけれど失敗した」と自分の経験談だけを話し続ける。
  • チーム内で新しいプロジェクトの計画を立てる際、相手の提案を聞かずに「前例ではこうだった」というデータばかりを羅列して論点をすり替える。
  • 日常的な雑談で「今日は天気が良いですね」といった何気ない言葉に対し、「以前の同じような日にひどい雨が降ったことがある」と、その場の話題を過去の出来事で上書きする。

気になるところ

対話のキャッチボールが止まってしまうため、自分の話が最後まで伝わっていないのではないかという小さな徒労感が残ります。こうしたやり取りが続くと、次第に率直な意見交換を控えるようになり、職場の風通しに影響が出ることがあります。

つきあい方

相手の話が終わったタイミングで、あえて「まずは一度受け止めてから、別の角度の提案をする」というワンクッションを挟むとスムーズです。相手のこだわりを否定せず、一度「そうでしたか」と整理することで会話の主導権を少しずつ調整できます。

観測レベル

★★★