ケテハラ
概要
「ケテハラ(決定ハラスメント)」とは、日常の選択や計画において、自分からは意見を出さずに「なんでもいい」と言いながら、最終的な意思決定の役割をすべて相手に委ねてしまう振る舞いのことです。悪気はなくとも、選ぶ労力や「失敗したらどうしよう」という責任を一方に負わせてしまうことで生じる、関係の小さなきしみを指します。
よくある場面
- 食事のメニューを決める際、「何でもいいよ」と言いながら、相手が挙げた候補に対してだけ「うーん」と微妙な反応を返す。
- 休日の外出計画を立てる時に具体的なアイデアを出さず、最終的な行き先やスケジュールの決定をすべて同行者に任せきりにする。
- 共同の作業を進める場面で、「やりやすいように進めていいよ」と言い、方法の選択や進捗の判断に一切関与しようとしない。
気になるところ
決定を委ねられた側は、相手の好みを推測して調整する精神的な負担や、結果が良くなかった場合に「自分の選択のせいになるのではないか」という無言の圧迫感を抱きやすくなります。
つきあい方
「和食と洋食ならどっち?」のように選択肢を2つに絞って提示したり、「私はこう思うけどどう?」と自分の意思を半分混ぜて相手に尋ねることで、決定の負担を自然に分散させることができます。
観測レベル
★★★