ケレハラ
概要
会話の語尾に「〜なんですけれど」や「〜ですけど」を多用し、結論や要求をあいまいに濁したまま相手に判断を委ねる態度を指します。明確な肯定や否定を避けることで、相手に対して次に取るべき行動や配慮を暗に求めるコミュニケーションの形です。
よくある場面
- 「この企画書、少しデータが古いような気がするんですけれど……」と言ったまま、具体的な指示を出さずにこちらの出方を待つ。
- 「今日のランチ、あそこのお店はちょっと混んでいると思うんですけれど」とだけ言って、代替案を出してくれるのを待っている。
- 「明日のミーティング、午前中は少しバタバタしているんですけれど」と切り出され、時間をずらしてほしいのかどうか判断に迷う。
気になるところ
はっきりと言葉にされないため、受け手側が相手の真意を「察する」必要があり、毎回のやり取りで少しずつ気疲れが生じる点です。また、発言した側は明確な主張をしていないため、後から意思決定の責任を回避しやすいという小さな不均衡が生まれます。
つきあい方
「〜なんですね、では今回はどのように調整しましょうか」と、相手の「けれど」の先を質問によって引き出すことで、自然に具体的な対話へ進めることができます。相手の言葉のニュアンスを深読みしすぎず、フラットに問い返すのがコツです。
観測レベル
★★★