1996 / 19321

カグハラ

概要

会話の中で、相手が以前に語った個人的な過去の記憶や特定のこだわりを、まるで自分の知識であるかのように引用して論理を組み立てる振る舞い。相手のアイデンティティを無自覚に借用することで、対話の均衡を崩してしまう現象を指す。

よくある場面

  • 会議の休憩中、部下の趣味の話を上司が自分の知見として別の部署の人に披露している。
  • 友人に相談した悩みに対する返答が、以前自分が話したエピソードの焼き直しで返ってくる。
  • 初対面の人に対し、共通の知人から聞いた情報をあたかも自分の観察結果のように語り続ける。

気になるところ

自分の体験が他人の文脈で語られることに、どこか座りの悪さや、ささやかな寂しさを覚えてしまう。

つきあい方

話題をその場ですぐに切り替えるか、あえてその情報の出どころを詳細に補足することで、距離感を自然に調整するのが良い。

観測レベル

★★★