13636 / 19321

ヒュギハラ

概要

会話の流れで相手のヒュギ(主義や主張)を汲み取ったような顔をして、実際には自らの独自のハラ(腹の内)に沿った誘導を行うコミュニケーションの様式。一見すると共感的だが、次第に話の主導権が握り替えられている現象を指す。

よくある場面

  • 部下の相談に対して「君の気持ちはよくわかる」と前置きしつつ、最終的には自分の好む業務方針へ結論をすり替えられる。
  • 友人に悩みを打ち明けた際、同意を得たと思い込んでいたはずが、気づけば相手の好きな飲食店に行く話にすり替わっている。
  • 会議で意見を求められ、期待に応えるように話した直後、相手が「そうそう、つまり私の考えと同じだね」と総括してしまう。

気になるところ

自分の本来の意図がどこかへ置いていかれたような、独特の空虚感や気まずさが残ることがある。積み重なると、対話そのものを少し億劫に感じてしまう。

つきあい方

相手がまとめに入る前に「私の要点はここです」と具体的に付け加えるか、曖昧な相槌を控えるだけで、話の軌道を保ちやすくなる。

観測レベル

★★★