ヒユハラ
概要
会話や説明の際に、相手に伝わりにくい独特な比喩表現を多用し、かえって理解を妨げてしまう振る舞いのことです。親切心や分かりやすさを狙って例え話を用いているものの、相手に余計な解釈の手間をかけさせてしまう傾向があります。
よくある場面
- 業務手順のレクチャーで「これは車の運転でいうとクラッチを踏むようなもので…」と、相手が免許を持っていないにもかかわらず車に例えて説明を続ける。
- 新しいプロジェクトの方向性について「要するに、秘伝のタレを新しい壺に移し替えるような作業です」と独特な表現でまとめられ、具体的な手順が見えなくなる。
- プライベートの軽い相談に対して「人生を航海に例えるなら、今は波風が強いだけだよ」と壮大な比喩で返され、具体的な解決策がうやむやになる。
気になるところ
分かりやすくするための比喩が逆効果になり、聞き手が「例え自体の意味」を解き明かすことに余計な思考力を奪われてしまう点にあります。また、相手の親切心を無下にできず、よく分からないまま納得したフリをしなければならない気まずさも生じます。
つきあい方
「今の例え、こういう理解で合っていますか?」とストレートな表現に翻訳して確認し、会話の軸を事実ベースに戻すのがスムーズです。また、自身が説明する際も比喩はあくまで補助とし、まずは事実をそのまま伝えるよう意識すると自然なやり取りになります。
観測レベル
★★★