ハソハラ
概要
借りた本や文房具などを返却する際、実用上支障のない極めて微細な傷やヨレについて、「これ最初からあったっけ?」と過剰に確認したり、逆に少しの傷で過度に謝罪したりする振る舞いのことです。相手に悪気はないものの、日常の物の貸し借りにおける微妙な緊張感や気まずさを生む原因となります。
よくある場面
- 同僚から借りた書籍のページの端がわずかに折れているのを見つけ、自分がやったのか確信が持てず、返す時に必要以上に釈明してしまう場面。
- 友人に貸したペンが戻ってきた際、「キャップのクリップが少し緩んでいる気がする、本当にごめん」と細かく自己申告され、リアクションに困る場面。
- オフィスの共有備品を使う際、前の人が付けたと思われるかすかな擦り傷を、自分が疑われないようにあらかじめ周囲にアピールしておく場面。
気になるところ
お互いに丁寧であろうとするあまり、小さな傷を指摘することや過剰に謝罪されることで、物の貸し借り自体に気疲れが生じてしまいます。相手に「細かいことを気にする人だ」という余計な警戒心や、心理的負担を与えてしまう点が気になるところです。
つきあい方
貸し借りが発生する際は「多少の傷や使用感は気にしないで」と事前に一言添えるか、返す側も実用上問題なければ「ありがとう」の感謝を伝えることに注力するのが自然です。お互い様という共通認識をゆるやかに持っておくことで、無用な気まずさを防ぐことができます。
観測レベル
★★★