12768 / 19321

ハリョハラ

概要

会話の途中で相手の意見を肯定しつつ、直後に自身の些細なこだわりや修正を重ねることで、結果的に相手の主旨を薄めてしまう振る舞いを指します。悪気はないものの、対話の重心を無意識に自分側へ引き寄せてしまう状態です。

よくある場面

  • 「美味しいですね」と言った直後に、「確かに。でも少し塩味を足すとより好みの味になりますよね」と付け加える。
  • スケジュールの相談で「この案で進めましょう」と決まった後に、「ただ念のため、細かな別案も考慮しておくと安心かも」と念押しが続く。
  • 雑談の中で共感を示した直後、すぐさま自分の過去の類似体験談へ話を展開させてしまう。

気になるところ

受け手は自分の考えが十分に反映されていないような、静かな空虚さを感じることがあります。悪意のない微調整が積み重なることで、対話のテンポがわずかに損なわれるのが少しもどかしい点です。

つきあい方

指摘するほどのことではないため、相手の「付け足し」を一つの挨拶や口癖として聞き流すのが最も穏やかです。あるいは、あえて具体的な確認を挟むことで、こちらの意図を明確にするのも一つの手です。

観測レベル

★★★