1697 / 19321

エクィハラ

概要

会話の中で、相手が自分との共通点や同じ経験を強調しすぎることで、本来の話題が薄れてしまう現象。自分の体験を相手のそれと均一化しようとする心理的な振る舞いを指す。

よくある場面

  • 「最近、映画を見たんだ」と話すと、「わかる、私も最近よく映画を見るよ」と即座に自分の鑑賞習慣の話へ切り替わる。
  • 体調不良を伝えた際に、「私も前はそれになったことがあるから気持ちは同じだよ」と、相手の症状を自分の過去の経験で塗りつぶされる。
  • 新しい趣味の話をしたとき、「それなら私も昔やっていたから、同じ感覚だね」と、共感を優先するあまり議論の深まりが止まる。
  • 悩み事を相談しているのに、「自分も昔は同じことで悩んだから、状況は全く一緒だね」と、共感のあまり現状の個別性が無視される。

気になるところ

悪気はないと分かっているものの、自分の体験を自分だけのものとして話し終えることが難しく、会話の着地点が相手のテリトリーに固定されてしまうことに少しだけ疲れを感じる。

つきあい方

相手が「同じだ」と言ったときは深く否定せず、さらっと聞き流して自分の話に戻すか、共通点以外の個別の詳細を付け加えてみるのが丁度良い。

観測レベル

★★★