10953 / 19321

ドゥペハラ

概要

ドゥペハラとは、相手が一度行った発言を執拗に訂正、あるいは再定義してくるコミュニケーションの傾向を指します。悪意はなくとも、会話の主導権を自分の解釈に置こうとする際の微細なズレが積み重なる状態です。

よくある場面

  • 「これってAですよね」と言ったことに対し、「いや、AというよりはA’に近いね」とわざわざニュアンスを修正される。
  • 過去の自分の発言を引用された際、「当時はそう言ったけれど、正確にはこういう意味だった」と前置きが長くなる。
  • メールの返信で、相手が使った用語の語源や本来の定義を補足説明される。
  • 会議中に、誰かの発言をより専門的な言い回しや横文字に変換して言い直す。

気になるところ

正しさへのこだわりが優先されることで、話し手の本来の意図が曖昧になり、会話のテンポがわずかに削がれる点にあります。何気ない一言が、常に辞書的な精査に晒されているような気まずさが生じます。

つきあい方

指摘された内容を深く受け止めず、「なるほど、そういう捉え方もあるんですね」と軽く相槌を打って流すのが自然です。定義の正確さよりも、相手のこだわりを認める程度の距離感を保つのが良いでしょう。

観測レベル

★★★