チソハラ
概要
食事をご馳走する側、あるいはされる側が、お礼や遠慮のやり取りを意識するあまり、相手に気まずさを与えてしまう行為を指す。支払いの際やその後のコミュニケーションにおいて、丁寧さが裏目に出てしまい、かえって互いの精神的な負担になる状況のことである。
よくある場面
- すでに支払いの際とお礼のメッセージで感謝を伝えているが、翌日の始業時にも「昨日は本当にごちそうさまでした」と改めて深々と頭を下げられ、返答に困る。
- 「ここは出します」と申し出た際、相手が頑なに財布をしまわず、レジの前で数分間にわたり譲り合いの押し問答が続いてしまう。
- ご馳走した側が「本当に大した店じゃなくてごめんね」と過剰に自虐を繰り返すため、美味しく食べた側が「そんなことないです」と何度もフォローする羽目になる。
- 「いくらだった?」と聞かれることを期待しているかのように、支払った側がレシートをわざと相手に見えやすい位置でゆっくりと財布にしまう。
気になるところ
お互いの善意や配慮から生じる行動であるため問題として指摘しづらく、結果として「次から一緒に食事に行くのが少し億劫になる」という小さな距離感を生み出しやすい。
つきあい方
お礼や辞退の意思表示は「その場と、別れ際の計2回まで」などと自分の中でルールを決めておき、それ以上の深追いはせず速やかに別の話題に切り替えるのがスムーズである。
観測レベル
★★★